お客様の購買心理を考えるにあたり、
「相手に何か物を買ってもらうにはどうすればいいのか?」
という質問に対し、
「自分は何か買い物をするときにどうして買うのか?」
という質問をすると答えはおのずとわかってきます。
「相手が欲しいものをあげればよい」
たしかに、その通りですが、もっと具体的に言うと、
「そのモノを手に入れることによって、相手のほしい感情が手に入るかどうか?」
です。
つまり、お客さんは“モノ”が欲しいのではなく“モノが手に入った時の感情”が欲しいために買うわけです。
例を挙げますと、
あなたは小さい頃に欲しかったゲーム機がありましたか?おもちゃでもいいです。
なぜ、ほしかったんでしょう。
実際それを手に入れて、気持ちはどうでしたか?
今のあなたにも当てはまります。
あなたは、買い物をするとき、何のためにお金を払っているのでしょう。
良く考えてください。
その答えは、あなたの感情を満たすためです。
ではその感情とは、、?
・退屈さからの解放
・寂しさからの解放
・肉体的痛みからの解放
・健康喪失の恐れ
・金銭的ストレス
・むなしさからの解放
この6つが挙げられます。
世の中のビジネスを考えてみましょう。
どれかは必ず当てはまるはずです。
自分の売っているものは、お客さんの上記6つの感情のどれに集中しているかを考えてみることです。
・レストランで、料理を出しているのであれば、お客さんにとって退屈さからの解放。
・旅行会社で働いてる人は、お客さんが求めるものは、退屈さからの解放
・病院、医療関係では、肉体的痛みからの解放
・健康サプリ、ダイエット食品が売れるのは健康喪失の恐れ
・携帯電話が普及するのは、寂しさからの解放。
・ネットビジネスが流行るのは、金銭的ストレスからの解放。
・あちこちで自己啓発セミナーなどが行われるのは、虚しさからの解放
などなど、あなたのビジネスは“どの感情を動かすことに”特化しているでしょうか?
相手が欲しいものではなく、相手の気持ちを切り替えるにはどうすればいいのかを考えて行動すれば、
必ずそのモノは売れ、成功するでしょう。
ちょっと気にしてみてくださいね