個人で飲食店経営をする場合の年収で、
500万円~800万円の年収は現実的ではありますが、
1000万円以上となると、
多店舗展開して、ビジネスモデルを構築しないとかなり大変な部分があります。
前回の記事を復習する
「飲食店経営をして年収を上げるためにやるべきこと」http://chefsmarketing.com/?p=146
もちろん業績が上がっていけば、2店舗3店舗と増やすことで年収アップを図ることもできますが、
現在独立していない人でもできる。年収を上げる方法があります。
それは、
「飲食店経営以外でビジネスを立ち上げる」
というものです。
ではどのようなビジネスをすればいいのか?というと
まずは、
見込み客がいない、利益が出ない、
そしてモチベーションが保てない、続かないでは意味がありません。
そのためにビジネス分野を選定するためのチェック項目があります。
<利益が出るビジネス分野の3つの条件>
- 多くの人が困っている、または発展性がある
- 簡単に解決策が見つからない
- 自分も興味がある分野
この3つに当てはまるかどうかを考えてください。
まず
1.多くの人が困っている、または発展性がある
これは、しっかりと見込み客がいる市場でビジネスを行う事です。
あまりニッチ過ぎると、集客すらできずに、ビジネスとして成り立たせるまでに時間がかかりすぎてしまいます。
ただ未来を予想して、これが当たるかも?流行るかも?というギャンブル的な発想で考えるのであれば、
先見の明があればよいのですが、そうでない限り
今ある分野のビジネスで、悩みの多い、必要とされているビジネス分野を選択するのが早いです。
2.簡単に解決策が見つからない
ネットや本で調べれば簡単に出てくる情報であれば、
誰もが簡単に答えにたどり着いてしまいます。
本当に大事な情報というものは、なかなか探しても見つからないものですし、
無料で提供するはずもありません。
さらに一部の裕福層しか知らない情報も、世の中にはごまんとあります。
でも、その解決策はもうすでにあなたは持っているかもしれません。
それを考えてみてください。
さらに自分自身に投資をして、勉強することによって、一般の人が知らない解決策をあなたは知ることができるようになります。
3.自分も興味がある分野
少なからず、自分の興味のある分野が良いです。
まったく興味がわかないと、勉強をしていても成長は遅いです。
楽しんでできれば、ビジネスのスピードも格段に早くなってくるので、関心のあるトピックで始めてください。
もし、「そんなもの無い、見つからない」のであれば、
まずは始めてみて、そこから楽しみや、やりがいを見出すこともできます。
方法としては「抽象化」してみることがお勧めです。
まったく他分野の仕事、ビジネスだとしても、大きな枠から見たら、
どこかで飲食店経営や料理など、つなげることができるようになります。
例えば、私は料理人時代のころに
当時大嫌いだったパソコンを使ってサイトやブログを作ったりとネットビジネス関連のことをしていきましたが、
最初は何もわからないのでストレスばかりでした。
しかし、やっていくうちに自分の知識である料理の情報をネット上で伝えたり、集客したりすることによって、
飲食店でも使えるネットでの集客方や、自分の料理や考え方をインターネットを通じて世界中に伝えることができるようになりました。
このように大きく見ると、必ずどこかで今までの自分の経験と、今やっていることが結びつく時が訪れます。
以上が
ビジネス分野の選定法ですが、
次に、
今のあなたのメインである仕事である
料理、飲食店経営以外でのビジネスはリスクをかけたくないので
下記の5つの条件に当てはまるビジネスを考えます。
<リスクを最小限に抑えたビジネスの条件>
- 一人で始められる
- 固定費がかからない(店舗を持たない)
- お金をかけない(初期費用をかけない、借金しない)で始められる
- 在庫を持たない(仕入れがいらない)
- 利益率が高い、利益額が大きい
これらの条件に合うビジネスを探してください。
この5つの条件を見て気付くかもしれませんが、
飲食店経営とは全く逆の条件です。
一つ一つ解説していきます。
1.一人で始められる
まず始めは、スタッフも雇わず、
誰の力も借りずに自分一人で行えるビジネスを探します。
どうしても2人以上になると、トラブルが発生しやすくなりますし、
まだ稼げていない状態で、お互いのモチベーションが同じように続くかもわからないからです。
そして、自分一人でやり、結果を出すことで、自分に自信が持てるようになります。
2.固定費がかからない(店舗を持たない)
飲食店のように店舗を構えてはいけません。
まだ売り上げも利益も確保できていないのに
何もしなくてもお金がかかってしまう固定費をかけてしまうのは、
かなりのリスクになります。
3.お金をかけない(初期費用をかけない、借金しない)で始められる
飲食店開店時のように、設備投資に何十万何百万と
たくさんのお金を使ってしまうようなビジネスは避けてください。
4.在庫を持たない(仕入れがいらない)
食材や物品など、在庫を抱えてしまうビジネスはよくありません。
在庫を持ってしまうと、どうしてもその保管場所や処分しきれない不要なものを抱えて
無駄なコストが出てしまいます。
5.利益率が高い、利益額が大きい
これも飲食店の食材費30%、人件費30%などのように、
売上が100万円あっても半分以上は経費や固定費などに取られてしまうビジネスモデルはどうしてもリスクが高くなってしまいます。
以上このように
飲食店経営のようなビジネスモデル以外でのビジネスを考え
収益を出していくことが、
年収1000万円に近づく近道になります。
そして、
最後の2つのチェック項目
- 仕組み化、(半)自動化できる
- 労働型以外である(売上げが増えるほど自分の時間が無くなるビジネスモデルではない)
ができるかを考えます。
以上が
飲食店経営をしながら、またはサラリーマン料理人をしながら
年収を増やすために考えるビジネスです。
まずは年収1000万円を目指し、
目標は年収3000万円、そして貯金額1億円を目指すことが、
裕福層の条件であり、これから私たちが目指す場所でもあります。
次回は、
『飲食店経営者だけができる年収1000万円を個人だけで稼ぐことができる特権ビジネス』
についてお話します。
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