短時間で強い長文をつくる技術
この技術は、なかなか時間が無い人のための、5分で簡単に“強い長文”をつくるテクニックです。
まず、原則として、
『人は長い文章を読みたくない』
という事を理解して下さい。
相手の立場になって考えてみれば、よくわかりますが、
誰かもわからない、人の長文は読む気すらおこりません。
そんな場合でも、相手がちゃんと読んでくれるためのテクニックをお伝えします。
<テクニック1> 強い出だし
最初の1文は、絶対に先を読みたくなるような“出だし”を考えてください。
今までお伝えした<強い言葉や感動する言葉のレシピ>
の内容を使っていただければ作ることができます。
ポイントは1文目にある“できるだけ短い言葉”を“強い言葉”に変えます。
例えば、1文目に
『ラーメン好きなあなたヘ』
と書いてあった場合、
次のように、
『「いま、おれはラーメン腹だ!」と思ったそこのあなた!』
などのように変えてみてください。
<テクニック2> 最後の文を強く
つまり読み終わりの感じを良くします。どのようにすればよいのかと言うと、
一番早くて簡単なのが、
“はじめの1文と同じ強い言葉を最後にも持ってくる”
のです。
もし文章がおかしなことにならないのであれば、
1文目に持ってきた強い言葉をそのままそっくり最後にも持ってきて大丈夫です。
(例)
『「いま、おれはラーメン腹だ!」と思ったそこのあなた!』
が1文目にあった場合、
『「いま、おれはラーメン腹だ」と思った気持ちを今すぐに!
スタッフ一同、お待ちしております!!』
など同じ言葉を最後に使います。
<テクニック3> タイトルを付ける
タイトルを付けることで、飛ばされないようにすることです。
ここでの簡単な方法は、先ほどと同じで、
最初の1文目の強い言葉がうまくできていたら、そのままタイトルにしても大丈夫です。
タイトルはできるだけ短い方が良いので、もし長いと思ったら、
『!』を付けたり、最初の重要ワードを組み合わせてタイトルにしてもOKです。
(例)タイトルで
『おれはラーメン腹だ!!』
など、、、
以上、たった少しを変えるだけで、見違えるように読まれる文章に早変わりです。
メールでも広告でもなんでも使えますので、ぜひ活用して下さい。
ps
メールの場合は、デジタルな文字になってしまうので、
広告やPOPなどで使える、手書きのインパクトは与えられません。
なので、短文でも長文でも同じことですが、デジタル媒体で、お客さんに伝える場合は、
“いつもより感情を込めて”文章を書いてください。
例えば『!』を多めに付けたり、なるべく話し言葉で書いたりすると、
相手は読みやすくなります。
それでは、これらのテクニックを活かして、
あなたの思いが100%お客さんに伝えられるようになってくださいね。