ちょっと前にお伝えした
<強い言葉を作る“5つ”のポイント>にプラスして、
さらにインパクトを出す言葉についてお話したいと思います。
◆プラス3つのインパクトを出す言葉1『数字を入れる』◆
<強い言葉を作る“5つ”のポイント>
などの題名のように数字を入れて強調します。
これが、数字が抜けて、
<強い言葉を作る大切なポイント>
だと、インパクトが弱くなってしまいます。
飲食店での広告やポップでも、
『毎月多くのお客さんから人気の○○』
よりも
『毎月150人以上のお客さんから人気の○○』(人数は店の規模にもよります)
このように表現した方が、インパクトが出てきます。
その他、
『この料理は90%以上の人が知らないレシピです』
など、
たとえ、しっかりとした数字のデータを取っていなくても、
だいたいの予想で数字を盛り込むだけで、反応率は上がります。
数字を言葉に入れることで、それだけで説得力が増すのです。
『3分クッキング』
なども同じように、
『短時間で作るクッキング』
だといまいち魅力がありません。
このように、文章の中に数字を入れるだけで人の目を引くことができます。
さらには、数字をつかうにも、
“奇数”を使うとより説得力が増します。
世の中の広告や本などを見渡してみるとわかりますが、
6ではなく7、
100より101の方が、
強く感じるのです。
この数字を使った表現方法のやり方は簡単で、
例えば、文章中に
「多くの」「大きな」「たくさん」
などの言葉が入っているところをただ適した数字に変えるだけです。
「○○増量中!」
より
「130%○○増量中!」
と書いた方が、より具体的でインパクトがあります。
ぜひ、数字を意識して説得力のある文章を考えてみてください。
◆プラス3つのインパクトを出す言葉2『組み合わせる』◆
言葉とは、自分で作り出せるものです。
流行語なども何かの言葉と全然違う何かの言葉を組み合わせたものが多かったりします。
- <鼻セレブ>
- <草食男子>
- <肉食女子>
- <ゆるキャラ>
など、
もともとは全く違った単語同士を組み合わせてできた新しい言葉です。
このように、ある言葉とある言葉を合体させて
新しい言葉を作ることで、読み手にインパクトを与えることができます。
たまに3つ4つの言葉の組み合わせもありますが、だいたいが2つの言葉の組み合わせです。
そして、どちらも普通の言葉どうしでいいのです。
ただその言葉どうしの組み合わせにちょっと意外性を持たせることがポイントです。
やり方として、
- まずは軸になる言葉を選びます。
- 軸の言葉の言い換えの案をたくさん出す。
- 最後にそれらを組み合わせる。
これで、語呂が良かったり、しっくりくる言葉が出来上がれば、
それを使って文章中に織り交ぜてください。
以上、トレンドになりそうな言葉を考えてみましょう。
◆プラス3つのインパクトを出す言葉3『てっぺん法』◆
てっぺん=一番です。
つまり、一番と表現することでインパクトを出します。
そう聞くと、
「私には一番のものなんてない」
という方がたまにいらっしゃいますが、自分で決めてしまえばいいのです。
簡単な成功例を挙げると
<一番搾り>
<日本一のたこやき>
など、たこ焼きなんかは大阪に行ったら、どの店も“日本一”を謳っています。
ここまで大きく出る勇気が無くても、
“地域一番”とか、
“店内ナンバーワンの、、、”
などの表現でもインパクトが出ます。
つまり、1番を表現するのはなぜかと言うと、人は1番が大好きだからです。
もともと気にしていないものでも“一番”と書いてあるだけで注目してしまうのです。
『全米ナンバー1の映画上陸』
なんて、毎年たくさんの映画がこのように使っています。
何度使っても、この“一番”の表現がすたれないのは、常に効果がある証拠です。
一番と言う表現でなくても、
『トップ』
とか
『ホームラン』
とか、
『イチオシ』、『頂上』
などなど、一番を他の言葉に変えても、効果があります。
たったこれだけで、お客さんの購買意欲や来店動機につながります。
これに限っては、社会的照明やお客さんの判断でなくても
自分の主観でナンバーワンを決めてしまっても、全く問題ありません。
もちろん何かの賞やデータがあれば、より信頼性もまして、効果が出ることでしょう。
ぜひ、<てっぺん法>を試してみてください。
驚くほど効果がでてくると思います。