飲食店経営者が年収1000万円を個人で稼ぐ特権ビジネス

前回までは、飲食店経営者も飲食店で働く従業員も含めた、

年収を上げるためのビジネスモデル構築法をお伝えしましたが、

今回は、店舗をもうすでに構えている“飲食店経営者だけ”ができる

ビジネスモデルについてお話ししたいと思います。

 

前回までの記事↓↓↓

<1回目>飲食店経営をして年収を上げるためにやるべきこと

<2回目>飲食店経営者の年収はいくらか?~ビジネス構築の条件~

 

この内容はWCB大百科にも載っている内容ではありますが、

もうすでに飲食店経営をされている場合の新しいビジネスを考えるに当たり

メリットや有利な点というのは、

すでに店舗を持っているということです。

 

これを利用しない手はありません。

 

場所が使える分、ビジネス分野も広がり、

余分なコストをかけずにビジネスが始められます。

 

飲食店経営者の特権ビジネス

例えば、

固定費がかからない

というのが、飲食店経営以外のビジネスでリスクをなくすための必須な項目でしたが、

 

もう店舗を構えている場合、空いているスペースを使い、

物品をストックしておくことが可能で、

ある程度大きな機材なども収納できるかもしれません。

 

つまり、転売のようなビジネスが可能だと言う事です。

ただ、転売はそれなりに在庫をある程度抱えなければならないと思いがちですが、

商品が売れることが確定してから、仕入れるようにするとロスは無くなりますし、

 

飲食店なので、使わない食器や機材、食材なども安く仕入れるルートは持っていると思うので、それを売っていき差額を利益とすることも可能です。

 

その他、

開いている時間を使って、

  • お店の休みの日は料理教室をやる
  • 誰かに貸す

など場所や時間を有効利用しても良いです。

 

つまり、物事を抽象化すると言う事です。

飲食店は料理を売る店というカテゴリーだけではなく、

もっと大きな視点を持ってみることにより、その他の色々な活用法が出てくるのです。

 

今では当たり前である、デリバリーなども言ってしまえばその延長上です。

いかに物事を俯瞰的にとらえ、色々な方向から見ることができるか?

 

これが、ビジネスをするうえで重要な考え方になってきます。

 

なので、飲食店経営者は、

その他店舗を持たない従業員やサラリーマンより、

すでに優位な状況でビジネスを始められると言う事です。

 

とはいっても、

前回でもお伝えした

『リスクを抑えるルールや売れるビジネスモデル』

この考え方は残したうえで、店舗を使って何ができるかを考えていかなければ、

結局、自分が働かないと回らなかったり、時間を取られてしまったりして

お金を稼ぐことはできても、働いた分しか稼げないということになり

意味のないことになります。

 

もちろん最初は自分でやらなければならない時もあるでしょうが、

ビジネスのシステムを構築してしまえば、半自動で稼ぐことができるようになってきます。

 

まとめ

飲食店経営者にとって有利な店舗を

  • 空間
  • 時間

という観点で見ることにより、さまざまな活用法、ビジネスアイデアが生まれてきます。

 

このように店舗だけではなく、どんなことにおいても

抽象化して見る

ことによって、それだけの使い道しかなかったものが、

あれもできる、これもできるといった、多方面にわたって利用できるのです。

 

 

例えば私の例で言うと、

働いている店の休日の昼間を利用し、

従業員の立場でありながら、レストランのテーブル席を借りて

経営やネットビジネスなどのセミナーを行ったり、

料理の講習などをするといったアイデアが浮かんできます。

 

セミナーであれば、飲食店なので、簡単な飲み物や軽食を出すことも簡単になりますし、

もっといいのは、

お店に食べに来てくれるお客様に、

セミナーや料理教室の宣伝をすることが直接できることも

飲食店経営者の利点と言えます。

 

ビジネスにおいて、

もっとも難しい集客という難関を、既存のお客様にアプローチすることによって、

本来かかるはずの集客のための広告費をゼロにすることも可能です。

そしてセミナーや料理教室に来たお客様はよりコアな客として根付いてくれる。

という相乗効果も見込めます。

 

お金をかけずに集客するのは、やはり結構な時間を使いますが、

そのように考えるとビジネスが成功するための速度も早まり、

飲食店舗の利用価値は無限大に広がります。

 

実際にこのような考え方のもと、実店舗を使い

飲食店ビジネス以外を行い、年収1000万円以上稼いでいる人はたくさんいます。

 

現在、経営者ではない、店舗を持っていない方でも、

前回話した内容のビジネスを行い、収益を出していくことによって

 

いざ自分の店をオープンすることになった時には

すでに経営者マインドは身に付いていますし、

いままで自分でやってきたビジネスと飲食店経営を結び付けることもできます。

 

 

私の場合もう一つ例を挙げると、

 

ネットビジネスで、ブログやサイトの作成や集客、SEOなども業者に頼まずできるので、

飲食店を立ち上げる際の何十万という余分な費用がかかりませんし、

ネット上で販売するノウハウやシステムをつくるスキルもあるので、連携させて、自社の商品を販売することもできます。

ですので、全てが相乗効果でうまくいくようになります。

 

そんな分野のビジネスでも、自分が頑張って勉強したスキル、経験は役に立てることができるので、

そのような視点のもと、あなたなりのビジネスを考えていけばよいと思います。