「どうしても売りたい商品があります」
一生懸命考え、作り出した自分が作り出した商品を
「多くの人に手に取ってもらいたい」
「味わってもらいたい」
と思うのは当然です。
しかし、その商品を売る前に考えないといけないことがあります。
それは、
「ビジネスとは、あなたが売りたいものを売るのではなく、お客さんが欲しいものを売る」
という単純明快にして簡単な定義です。
いくら売り方を学んでも、売れない(お客さんが欲しいと思わない)ものは売れないですし、
セールスで煽って売ったとしても、後々、お客さんが後悔したり、クレームを言ってくる可能性があります。
ですので、あなたがせっかく一生懸命作った商品でも
「それが本当に世のため人のためになる商品なのか?」
「お客さんが喜んでくれる、求めているものなのか?」
よく考えてみてください。
「どうやって売るか?」ではなく
「何を欲しているのか?」
ここが重要です。
そのためには、まずお客さんの属性を決めます。
お客さんと言っても
- 学生
- サラリーマン
- 主婦
- お酒好き
- 家族連れ
などいっぱいいます。
その他、
- みんなでワイワイ楽しみたい
- 一人でしっくり呑みたい
- お腹がすいたから
- お店の大将と話したい
- 雰囲気がロマンチック
などの動機で属性分けをするのもおススメです。
あなたのお店のお客さんはどのようなお客さんなのか?
それを考え、そのお客さんが何を欲しがっているのか?
という視点で考えると、ビジネスは驚くほど簡単になります。
商品も簡単に売れるようになるでしょう。
「自分が売りたいものではなく、お客さんが欲しいもの」
しかし、自分が売りたくないものを売っても面白くないので、
自分が売りたいものとお客さんが欲しいものがイコールになるのが理想です。
そこを目指してください。
何のために売るのか?
商品を売るときは、
「なんのために商品を売るのか」も同時に考えてください。
・家族を養うため
・儲けるため
・利益を出すため
もちろんこれらは大事ですが、目指すべきところにしてはいけません。
目指すところは、「信頼構築」です。
信頼があれば、なんでも売れます。
信頼関係が構築されていれば、商品はいとも簡単に売れます。
サンプルとかを配るのも信頼構築の手段の一つです。
サンプルがダメなら、本商品は買いません。
あなたがお客さんに初めて売るものは、全てサンプルです。
本商品はリピートです。
コピーライティングやマーケティングを学べば、売ることはできます。
しかし、大事なのは売った後、試してもらった後です。
利益のため、売り上げのためではなく、自分が売りたいからではなく、
ちゃんとお客さんの欲しがっている商品なのか
喜んでリピートしてもらえる商品なのか
信頼してもらえる商品なのか
これらを考えて、モノをうるようにしましょう。