その気にさせる販促
人をその気分にさせる効果的な方法として、
<言葉>
があります。
例えば、
「唇がしぼんじゃうほどの、とってもすっぱいすーーっぱいレモンを口に入れているところを
絶対に思い浮かべないでください」
と言われて、レモンのことを考えないでいられる人はまずいないでしょう。
その他、
目の前に水が入ったグラスと、水が入っていないグラスがある場合、
水が入っていないグラスが目の前にある方が、のどの渇きが早くなります。
~このような経験ありませんか?~
飲食店で、食事をしているとき、グラスに水が入っていないと、
「早く持ってきてくれないかなー」
と、料理よりも飲み物の方が気になってきて、なかなか食事に集中できませんが、
目の前に水の入ったグラスが満タンに入っていると、いつでも水が飲める、その安心感から、
料理を食べることに集中でき、気付いたら、あまり水は飲んでいなかった。
ということもよくあります。
不思議なことに、言葉や見えるモノによって、人間の身体の反応というのは変わります。
相手に何かをお願いしたり、要求をのんでほしい時など、
事前に“前置き”をしてからアプローチすると受け入れられやすくなるでしょう。
またお店の内装でも壁の色や、飾っている写真などでも、
お客さんの気持ちを思い通りの方向に向かせることができます。
ただ、注意点として、
よく見かけるのが、冬場なのに真夏の水着のきたアイドルのビールのポスターなど
それ自体古いポスターというのも問題ですし、
さらに寒く思わせるような水着の写真をそのままにしておくのも
販売戦略として効果はうすいと思います。
などなど、
色々と周りを見渡せばできることがたくさんあると思うので、
気付いたことから取り組んでみてください!