脳科学心理マーケティング5

<価格は細かく設定する>

3000円など切りのいい数字を設定すると、

実は脳内では勝手に“ものさし”が作られ、本当はより低い価格ではないかと推定してしまうのです。

 

例えば、

『特製お寿司御膳』4000円

ですと、脳内ではその値段を割高に感じてしまうのですが、

『特製お寿司御膳』3978円

『特製お寿司御膳』4012円

など、中途半端な数字を設定することで、頭の中で価格の適正さや比較が難しくなり、キリの良い数字を付けた時より安く感じるのです。

 

ポイントは、数字が少なくなろうが、多くなろうが、重要な事は、4000円というキリがよい数字を避けることです。

もちろん4012円という若干高い価格よりも、3978円の若干低い価格の方が好意的に受け取る傾向は高いと思います。

 

実際にテストしてみないとわからない部分もありますが、

それでも、4000円より、3978円の方が、より購入数が増えることは証明されています。

 

ただ、カードやポイントなどを採用している場合、キリが良い方がお得を感じることもあるので注意してください。