脳科学心理マーケティング6
<2番手を売り込む>
高価格商品をおとりとして追加して、売り込む方法です
ご存知の方も多いと思いますが、「松・竹・梅」の3種類があった場合、
多くの人は、無難な「竹」を選ぶという心理です。
もし売りたい商品がある場合は、その商品のより高価格の豪華バージョンを作ることで、目当ての商品が売れるようになります。
なぜそうなるのかと言うと、
高価格の商品を投入することにより、いままで最も高価だったものが極端に高くもなく安くもない中間の選択に定義されてしまうのです。
もちろん投入した一番高い商品が売れれば、それはそれで大きな売り上げとなるので、一石二鳥です。
ただ注意することは、
お客様は一つのお店だけで比較していない場合もあるので、自店の商品同士でなく、ライバル店の商品(市場価格)にも気を付けると良いでしょう。
あとは、バリエーションが多くなり過ぎない事に注意です。
選ぶ商品の数が多すぎると、逆に売上が減少することもあるので、
その部分も注意してください。
特に、このマーケティングセールス手法は、高い商品に有効になってきます。
そして1番高い商品と2番目の商品の価格差は大きい方がより反応が良くなります。