脳科学心理マーケティング術の基本原理
についてお話しします。
<潜在意識の95%ルール>
「人間の思考・感情・学習の95%は意識することなく生じている。」
というルールです。
逆にいえば、
「マーケティングを専門としているマーケターと呼ばれる95%が知らないこと」
と言い換えることもできます。
例えば、
人は何か質問を投げかけられた時に、
自分が解けた!わかった!と自覚する
数秒前にすでに、脳内では問題が解決しているのです。
これはどういう事かというと、
“行動の大部分は無意識のうちに決定される”
のです。
従って、ほとんどの場合、
お客様は自分のしている行動の本当の理由をわかっていないため、
私たちから、お客様にいくらオファーをかけたり質問したりしても、
情報を得ることができずに失敗に終わることがほとんどなのです。
そして、お客様による自己申告により判断するマーケティングも失敗に終わります。
これはつまり、お客様の脳の5%に訴えかけているマーケティングなのです。
飲食店で言うと、アンケートがその一例です。
ただ単に、感想や意見を聞くだけのアンケートでは、
潜在意識に訴えかけたマーケティングではないため、
やり方によってはほとんど効果は無いのです。
これは「脳科学心理マーケティング術」の基本原理になります。
感情的で非言語的な潜在意識を無視せずに、
顧客の感情と潜在意識のニーズをしって、マーケティングを考えていきます。