増税と聞くと、
世の中はどうしてもネガティブになってしまい、
お客様にとっては
「出費が増える」
店側では
「値段を上げなければならない」
など双方にとってメリットが無いように感じます。
しかし、それは考え方次第でプラスにもマイナスにもなります。
あなたのお店でも、
増税により
価格設定の変更をしたり、
増税ではなくても、メニューを一新するタイミングで
値段を変えることはよくありますが、
例えば、
単純に増税分の何%を付加するお店
料理内容の追加による価格アップ
タイミング的になんとなく値上げする
他店に合わせて、便乗して価格を上げる
戦略的に値決めする
などなど、
さまざまな要因や理由によって、
価格変更を行い、
それぞれ、飲食店によって色々な特徴がありますが、
戦略的な価格改定をした店と
特に何も考えず「なんとなく」で価格設定をした店とでは、
長期間でみると、少しずつ売上に影響が出てきます。
増税や、内容変更によってそのまま価格を上げてしまっては、
ただ単に、お客様は
「前よりなんか損した、、、」
「ちょっと高くなった」
と感じ、
ネガティブイメージが生まれます。
しかし、価格アップのタイミングや増税のタイミングだからこそ
お店側から、
『この際、消費税分はチャラにします。次回来店時10%バック金券プレゼント』
『○○店は増税あっても関係ありません!餃子一皿永久税込100円!!』
『選べる具材増量&お値段そのまま、日替わり定食800円!』
などなど、
上手にお客様に伝えることで、
メリットが明確になり、お得感をアップさせることができます。
「材料費が上がるから、、、」
「増税があるから、、、」
と言って、価格を上げたり、
「お客さんが来ないから」
「他店より少し高めの設定だから」
と言って、価格を下げたりするのではなく、
まずは、今ある商品の伝え方の改善をしてみてください。
料理が1人前余っていて、
お客様に説明する際にも、
「こちら、あと1つだけ残っていますがどうですか?」
と薦めるより、
「こちら人気商品が、あと1つで売切れになってしまいます!
今なら間に合いますが、いかがしますか?」
と伝えるのでは、後者の方が断然、
注文される確率も高まりますし、お客さんの満足度も高いです。
料理の内容や、価格で勝負するのではなく、
まずは、
サービスや伝え方で勝負してみてはいかがでしょうか?