私は今までにたくさんの飲食店を見てきましたが、
幾つか売上の悪い店を見てきて共通点に気づいたことがあります。
それは、
圧倒的に持っている情報量が少ない
のです。
ふつう、コンサルタントとして、
過去の売上結果などの検証、店の視察、相談をして、その店に合った情報を提示する。
そして、行動させる。
ここまでできれば、ほとんどの店は自分の力で売上をアップさせることができますが、
ただ単に“売上だけ”を上げるためだけなら、私の持っているたくさんの情報、つまり『WCB飲食マーケティング大百科』の、ほんの一部を教えただけでも利益が出ます。
(*この場合は、経営者が自分で考えずに言われたことをやるだけなので、継続して利益を出すことは難しいですが、、、)
私は飲食業界専門ですが、美容院・マッサージ店など他業界でも、
「集客・セールス・マーケティング」などを駆使し、結果を出すことができるでしょう。
さらにネットビジネスも飲食店経営に組み込み、
- SEO対策やSNS集客など、インターネットを使った最新マーケティングや、
- 反応率の高いコピーライティングを作り、広告の反応率アップや、ネット集客
をすることもできます。
そして何より
「料理人」としての視点から見た飲食店と「経営者」から見た飲食店
同時に2つの視点から常に考えることができます。
ほとんどの場合、
“経営者は経営者の視点からしか物事が見ることができない”
“料理人は料理人の視点からでしかわからない”
考えてみれば当然のことです。
“経営者”はキッチンでの経験があったとしても、料理に100%集中することはできません。それに現場に入ることが少ないのでどうしても数字だけに目が行ってしまいます。
“料理人”は現場の管理をしたり、良い商品を作る事はできるが、経営能力がないから売り方を知らない。
ホテルなどの大きな企業が運営するレストランでシステムが構築されていて、役職もしっかり分かれているなら経営は成り立ちますが、
これからオーナーシェフとして独立するのであれば、相違する2つの視点を持たなければ、あなたのお店の未来はありません。
どんな大きな店でも、初めは小さな個人商売から初めて大きくなっていきます。
マクドナルドでも最初は1件の小さなハンバーガーショップです。
主要都市やデパートにある有名老舗料亭も最初は田舎の小料理屋から始まっています。
まず飲食業をするにあたり基本となるのは、
「オーナーシェフとして、2足のわらじで成功できるかどうか?」です。
Q S C(Quality, Service, Cleanliness)は大前提です。
- Quality 品質
- Service サービス
- Cleanliness 清潔感
そして今の時代は、それに追加して
Value(付加価値)が必要です。
今後この考え方が重要になってくるので忘れないようにしてください。
おいしい料理だけではお客様は来ません。
“手に職”の料理業界でも、大きい会社に勤めていれば将来安泰という時代はとっくに終わりました。
ホテルなど、経営と料理がはっきり区別されている職場で集中できる環境に身を置いてもいいですが、
長く料理人をしていればわかりますが、料理だけをしているなら給料は低いままです。
長期的視野を持つことができる人間になりましょう。