<経営ポリシー・経営理念は99%できない>
会社には経営ポリシーや理念ってあると思います。
“モットー”とか“想い”と呼んでいる店もあります。
もちろん、商売はポリシーがないと
お客さんは
「この店なにがしたいんだ!?」
と中途半端な印象を受けますし、
ちゃんと理念がある方が、従業員も仕事がしやすいです。
、、、
と思いがちです。
経営ポリシーや経営理念って大事なのですが、
そもそもの話、経営理念自体がマズい場合が多いのです。
「それって、どういうことですか?」
という声が聞こえてきそうですが、
そもそも、経営理念って、社長が決めてたりします。
社長の理想の会社像を経営理念にします。
そうです。
そこが間違っているのです。
100%とは言いませんが。
ほとんどの場合、
社長のポリシーと
お客さんの求めているもの、
従業員の意識は
全然違う方向に向いていることが多いのです。
なので、そんな経営ポリシーなら、いらないです。
無い方がマシです。
つまり、社長の理想を書き出したところで、
“できていない”
または、
“それを意識して毎日を送っていない”
のどちらかとなってしまいます。
例えば、
「地域に密着して、社会貢献を目指す、明日の食文化を担っていく」
なんて書かれていても全くピンときません。
そうではなく、
もっと従業員がわかりやすく、誰にでも説明でき、行動にも移せる経営理念が良いです。
そして、何よりも
お客さんのためを考えたメッセージにすることが大事です。
ポイントは3つ
・誰が見てもわかりやすい
・具体的である
・お客様へのメッセージ
これらに注意して、
あなたのお店の経営ポリシー・理念をもう一度考えてみてください。