前回の話の続きで、別視点から無料で単価アップさせるテクニックをお話しします。
前回はたった「○○○○」という言葉だけで、
お客さんが同じ商品を2個も3個もまとめ買いしてしまうテクニックをお伝えしましたが、
それは「数量限定」という言葉でしたね。
「おひとり様5つまで」などの限定性を付けると効果的なのですが、
もっと発想を広げてみます。
例えば、お店で「限定性」を使うとき、発想の着眼点が2つあります。
1つは「時間」。
2つ目は「数量」です。
飲食店で例えて、
「時間」という視点なら、
年 →→→2020年版
季節 →→→春限定
月 →→→1月だけの
週 →→→週替わり
曜日 →→→毎週月曜日
日 →→→3日間限定!
時間 →→→19:00まで
こんな感じです。
「数量」という視点なら、
個数 →→→20食限定
種類 →→→7種類(すべて)
大きさ →→→Lサイズ限定
重さ →→→1.5kg(を食べると)
などが思い浮かんできます。
そして、もっと効果を発揮させるには、2つ以上の限定性を同時に使うのです。
「時間」+「時間」や、「時間」+「数量」の組み合わせを考えてみてください。
例えば、、、
「1日20食限定」とすることで希少性が生まれます。
そうなるとお店の人気商品にエッジを利かすことができます。
これがうまく機能すると、
「あの店の○○は早く行かないと無くなってしまう」という心理状態にさせて、
来店をさせることもできるようになります。
またキャンペーンなどで、
「5日間だけ!限定人気商品50%OFF!」などにすると大きなインパクトになります。
また、某カレーチェーンが店舗数を伸ばした原因のひとつに、
「1.3kg以上を30分以内に完食で無料!」という企画が背景にあります。
このように限定性をつけることで、お客様の感情を動かし、背中を後押しする効果があります。
集客ならチラシや広告に使えますし、入店率を上げるなら店頭ポスターや看板に使えます。
客単価を上げるならメニューブックやPOPで使うことができます。
あなたのお店でも、もっと「限定」という言葉が使えないかをチェックしてみてください。
チャンスはもっと広がるでしょう。