飲食店経営でも特に重要な集客についてです。

 

飲食に限らずとも、今の時代で一番お金を稼ぐ力を持っている人は、間違いなく集客力があります。

世の中、経営戦略・料理・サービス・販売方法・思考法など大事なことは色々ありますが、

それらの能力に長けていても“集客力”が無ければ、そもそもお客さんを集められないので売ることも伝えることもできません。

 

「5つの集客マインドセット」

 

1:新規客から利益はいらない

初めて来店してくれるお客様や

お店のメンバーズカードなどに登録してくれるお客様

には、少しくらい赤字でも良いという考えでちょうどいいです。

 

2:利益を欲張らない

利益を欲張る=”新規客が集まらない”です。

利益を欲張るから魅力のないちらし広告になったり、

だれも登録してくれなかったり、来店してくれないのです。

最初に来てくれるお客さんは、不安いっぱいです。

「どんな料理が出てくるのか?サービスが悪かったらどうしよう、、」

など自分の身銭を切ってチャレンジしてきてくれるので、

そのようなお客さんを大満足でお得感を感じさせることができれば次回来店につながるため

初回来店時はあまり利益を求めてはいけないのです。

 

3:広告費率を無視する

広告費の割には来店率が悪い利益が上がらない、

ちゃんとちらしを読んでくれない

など、数字ばかり気にしているとマイナス面ばかりが気になってきますが、

チラシにも改善点を加えながら、来店率を高め、新規客に満足してもらう事に集中していきましょう。

 

4:ライバル店が過剰反応する広告、ライバル店にくっそーと思わせる

もし、自分の店が他店にやられたら困る販促、広告はなんでしょう?

思いつきましたか?

それが、ライバル店もやられたら困る販促・広告です。

 

5:全力を注がない、集客の次のステップを考える

しかし、やられたら困るような広告を出したら、逆に自分の店が赤字続きになって先につぶれてしまうようなことが起きないように、新規客を常連客にするための戦略も同時に考えておかなければいけません。

それに新規客獲得だけに力を入れすぎると、他にもやらなければいけないことがおろそかになってしまいます。

 

 

 

これらが、新規客獲得+他店を突き放す考え(マインド)です。

 

この考えを持っていると、他の店に行った時も新しい発見があるでしょう。

 

 

例えば、いつも繁盛している店には訳があります。

飲食業に携わっていれば、こんなに安く提供してこの店は大丈夫か?

と思ってしまうようなことはよくありますが、

実際店内に入ってみると販売方法が上手だったり、ちゃんと利益が出る仕組みを作っている店もたくさんあります。

勉強するところはたくさんあります。

 

ライバル店とはなにか?

 

ライバル店より有利にするためには、まずはライバルを明確にすることが必要です。

 

これをはっきりさせていないと、

間違ったライバル店を相手にしていれば、勝負にもなりませんし、時間や労力の無駄になります。

 

まずあなたのライバル店は

小中規模の飲食店にとって、大手チェーン、大型施設はライバルではない

 

・大半の飲食店は地域密着型ビジネス

 

・となりの店がライバルです

(となりとは、同じ客層、同じ価格帯、同じ商圏のことです)

 

このようにライバル店を確認したら、観察してみましょう。すると、

ライバル店の弱みがわかります。そこがねらい目です。

 

もう一つ注意するあなたの店のライバル店は、

 

・自分の店より小さくて苦労している店、マイナスの流れに使っている店を見つける

 

このような店は、あなたの店より頑張っている、大変な思いをしている可能性が高いです。

 

これらの考えをもとに、一気に出し抜いていく方法を考えましょう。

 

同じように苦労したり、マイナスのスパイラルに入っていてはいけません。

そこから抜け出すのが先決です。